【次の患者の方には投与しないでください】
●本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者の方
●硝酸剤もしくは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の患者の方
●心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者の方
●重度の肝機能障害のある患者の方
●低血圧の患者の方(血圧<90/50mmHg)又は治療による管理をされていない高血圧の患者の方(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
●脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者の方
●網膜色素変性症患者の方[網膜色素変性症の患者の方にはホスホジエステラーゼの遺伝的障害を持つ症例が少数認められています。]
●アミオダロン塩酸塩(経口剤)を投与中の患者の方
【警告】
●本剤と硝酸剤もしくは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用によって降圧作用が増強し、過度に血圧を下降させることがあるりますので、本剤投与の前に、硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認して、本剤投与中及び投与後においても硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤が投与されないよう十分注意してください。
●死亡例を含む心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告されていますので、本剤投与の前は必ず、心血管系障害の有無等を十分確認するしてください。
主な副作用として、血管拡張(ほてり、潮紅)、頭痛、消化不良、動悸などが報告されていますので、このような症状があらわえた場合は、担当の医師または薬剤師に必ず相談してください。
以上の副作用はすべてを記載したものではありませんので、上記以外でも気になる症状があらわれた場合は、医師または薬剤師に必ず相談してください。